元料理人の私が『ちゃんとしすぎない食育』を大切にする理由

🌱ゆる食育

「食育って何をすればいいんだろう。」

「偏食があるけど大丈夫?」

「毎日手作りじゃないとダメなのかな。」

そんなふうに悩んだことはありませんか?

元料理人であり、食育インストラクターの私も、子育てを始めてから同じように悩みました。

今では『ちゃんとしすぎない食育』を大切にしています。

はじめに

「元料理人なのに?それでもいいの?」

そんなふうに言われることがあります。

料理人として長く働き、食育インストラクターの資格も持っている私ですが、今いちばん大切にしているのは「ちゃんとしすぎない食育」です。

栄養バランスを考えた手作りごはん。

旬の食材を取り入れること。

彩りを意識した食卓。

もちろん、どれも素敵なことです。

でも、子育てが始まって気づいたのは、「毎日ちゃんと」は思っていた以上に難しいということでした。

正直、日々の生活に追われながら“食育”を完璧にこなす事は

私には難しかったんです。

だから今日は、元料理人だった私が「ちゃんとしすぎない食育」を大切にするようになった理由をお話しします。

元料理人だった私ほど「ちゃんと」が苦しかった

料理人だった頃は、毎日のように料理を作る仕事をしていました。

料理技術や食材、栄養の知識を学び、それを活かすことが仕事でした。

だからこそ、

「手作りが一番」

「栄養バランスを考えなきゃ」

「野菜をもっと食べさせなきゃ」

そんな思いが人一倍強かった。

でも子どもが生まれると、思い通りにはいきません。

疲れて料理をしたくない日。

子どもがぐずってキッチンに立てない日。

偏食が続いて、「ちゃんと食べてくれない…」と悩む日。

理想と現実の違いに、何度も落ち込みました。

外食やお惣菜の日に罪悪感を感じていませんか?

以前の私は、外食やお惣菜が続くと「ちゃんとできていない」と思っていました。

でも今は違います。

外食でも、

「おいしいね。」

「この野菜、なんだろう?」

「また食べたいね。」

そんな会話があるだけで、それは立派な食育だと思っています。

食育は、料理そのものではありません。

「食を楽しむ時間」を親子で共有することも、大切な食育のひとつです。

食育は料理だけじゃない|毎日の暮らしが食育になる理由

「食育」と聞くと、料理を頑張ることをイメージする方も多いかもしれません。

でも実際は、それだけではありません。

例えば…

  • スーパーで旬の野菜を見る
  • 「これ何?」と話しながら買い物をする
  • 食べものの絵本を読む
  • 一緒に盛り付けをする
  • 「おいしいね」と笑い合う

こうした何気ない毎日の積み重ねも、食育につながっています。

だから、「今日は料理ができなかった」と落ち込む必要はありません。

わが家の食育は図書館から始まりました|お金をかけずにできる作らない食育

わが家が最初に始めた食育は、特別な教室でも、高価な教材でもありません。

図書館でした。

食べものが出てくる絵本。

野菜やくだものの絵本。

料理がテーマのお話。

季節の行事食の絵本。

そんな本を借りて読んでいると、子どもから自然とこんな言葉が出てくるようになりました。

「これ食べてみたい!」

「これ何?」

「今日これ作れる?」

この「やってみたい」が、食育の始まりだったんです。

図書館へ行くたびに、娘は「今日はどんな食べものの絵本にしようかな?」と楽しそうに選びます。

その日の夜には

「これ食べたい。」

「スーパーにあるかな?」

と自然と会話が増えていきました。

図書館なら無料でいろいろな絵本を試せるので、子どもに合う一冊も見つけやすいのが嬉しいところ。

親も「買ったのに読まなかった…」というプレッシャーがありません。

食育は、特別なことを始めなくても、身近な場所から始められるんだと感じています。

食べもの絵本は食育のきっかけになる

子どもに「料理しよう」と言っても、興味を持たない日もあります。

でも、絵本を読んだあとなら違いました。

「これ作ってみたい!」

そんな気持ちが自然と生まれるんです。

元料理人として感じるのは、「教える」より「楽しむ」ことの方がずっと大切だということ。

幼児期は、食べることへの興味や経験を積み重ねる大切な時期。

上手に作ることではなく、一緒に笑いながら作ること。

それだけで十分、素敵な食育になると思っています。

食育インストラクターになって感じたこと

資格を取って学んだことはたくさんあります。

でも、実際に子育てをしてみると、それ以上に学ぶことがありました。

知識だけでは、毎日は続きません。

子どもの機嫌。

親の体調。

忙しい日々。

その中で続けられるのは、「無理をしない食育」でした。

だから私は今、「ちゃんとしすぎない食育」を伝えたいと思っています。

2児の母になって思うこと

毎日手作りじゃなくてもいい。

お惣菜の日があってもいい。

冷凍食品の日があってもいい。

大切なのは、

「おいしいね。」

「また食べたいね。」

そんな言葉が飛び交う食卓です。

食事は、栄養をとる時間であると同時に、 親子で「おいしいね」と気持ちを分かち合う時間でもあります。

その時間が、子どもの「食べるって楽しい」という気持ちにつながっていくのだと思います。

今日からできる「ちゃんとしすぎない食育」5つのアイデア

どれかひとつだけでも大丈夫です。

  • 図書館で食べものの絵本を借りてみる
  • スーパーで旬の食材を探してみる
  • 「おいしいね」と声をかけてみる
  • 盛り付けだけ子どもにお願いしてみる
  • 外食の日も“食育だ”と自信をもってみる
  • 小さな一歩が、十分な食育になります。

日常こそが食育なんです。

おわりに

元料理人だった私だからこそ、 伝えたいことがあります。

食育は、料理の上手さではありません。 

親子で「おいしいね」と笑い合う時間。

「これ食べてみたい」と目を輝かせる瞬間。

そんな毎日の積み重ねが、子どもの「食べる力」を育ててくれるのだと思っています。

だから今日も、頑張りすぎなくて大丈夫。

“ちゃんと”よりも、”楽しい”を大切に。

それが、元料理人だった私が『ちゃんとしすぎない食育』を大切にしている理由です。

ここまで読んでくださり、 ありがとうございました。

もし

「これならできそう」

と思っていただけたら嬉しいです。

Instagramでも、

📚 食べもの絵本

🍳 親子で楽しむごはん時間

🌿 頑張りすぎない食育

を日々発信しています。

ブログでは、Instagramでは伝えきれない想いや体験も、これから少しずつ書いていきます。

忙しい毎日の中でも、 肩の力を抜いて楽しめるヒントを届けられたら嬉しいです😊

コメント